押さえておきたい事がひと通り含まれているので、これから Python を学びたい人や復習したい人にちょうど良さそう。
第1章 その特徴,歴史とコミュニティ
The Zen of Python の和訳が掲載されてないのは自明だからなのか誌面の都合なのか... 下記の解題をしっかり読めという事なのかも?
Python のバージョン毎のリリース日が表になっていて、僕が初めてPythonに触ったのは2.2だたので2001〜2003年あたりだと判明。
Python2系と3系の違いとか気になる事が記載されてる。
ちなみに3系で print にカッコが必要になるのはよく知られているけど、2系で ,
で続けて出力するのを3系でどうするのかってちょっと解りづらい気がする。
2系
In [1]: for i in range(10): .... print 'hoge', hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge
3系
In [1]: for i in range(10): .... print('hoge', end=' ') hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge hoge
こんなこと書いてると進まなくなりそうなので端折って先いこう...
第2章 開発を始める前に知っておくべきこと
この辺りをもう少し知りたい場合は公式ドキュメントか パーフェクト Python とかにし詳しく書かれてたりする。
第3章 チーム開発に役立つ開発環境とツール
Python で virtualenv と virtualenvwrapper は必須な気がする。
PyCharm は使った事無いけどコード読む時は IntelliJ系は超便利なのでオススメ。
第4章 Pythonデータ活用術
データ解析的な事もいろいろできるPythonって凄いなと思う。
IPython Notebook は便利だし使うとなかなか面白い。
第5章 しくみを理解してアプリ開発に挑戦
bottleはシンプルで勉強にはいいかもしれない。
第6章 Ansibleで実践
もう少し詳しく知りたいので 『入門Ansible』 を読みたい。
最後に
著者の一人である弊社CTOからこの書籍を頂いたので若干ステマ。
だけどこれは本当に良いPythonまとめ本だと思います!